2015年2月17日 / 最終更新日 : 2015年2月17日 murakami Books 『夜の木の下で』 ブックレビュー ☆3つ半 『夜の木の下で』 湯本 香樹実 以前から気になっていた作家だが、読むのは初めて。 「いったい何がお前をここまで運んできたのか」 幼少の頃、中学生の頃、高校生の頃、大学生の頃、あまり懐かしんでいる […]
2015年1月7日 / 最終更新日 : 2015年1月7日 murakami Books 『雪沼とその周辺』 ブックレビュー ☆3つ 『雪沼とその周辺』 堀江 敏幸 第29回 川端康成文学賞 「スタンス・ドット」 第8回 木山捷平文学賞、第40回 谷崎潤一郎賞 「雪沼とその周辺」 小さいながら雪質の良い町営スキー場がある雪沼と、 […]
2014年12月12日 / 最終更新日 : 2014年12月25日 murakami Books 『海うそ』 ブックレビュー ☆3つ半 『海うそ』 梨木 香歩 南九州の離島へ、人文地理学の調査で訪れた秋野は、50年後再び導かれるように島を訪れる。 若き日の秋野は、廃仏毀釈の名のもとに破壊され失われた文化財や信仰に思いをはせ、50 […]
2014年11月16日 / 最終更新日 : 2014年12月25日 murakami Books 『冬虫夏草』 ブックレビュー ☆4つ 『冬虫夏草』 梨木 香歩 冬虫夏草(とうちゅうかそう)とは、蛾の幼虫に寄生して、蛹(さなぎ)になったときに体表を突き破って地面から生えるキノコの一種で、根っこ部分は蛹の外観のままらしい。 冬の間は […]
2014年10月19日 / 最終更新日 : 2014年10月19日 murakami Books 『真珠郎』 ブックレビュー ☆4つ 『真珠郎』 横溝 正史 「真珠郎はどこにいる。」 ブクレコで本書のレビューを目にして以来、この一文に魅了されてしまった。 「真珠郎はどこにいる。」から始まり、それに続く耽美的かつ、真珠郎の妖艶さを […]
2014年10月12日 / 最終更新日 : 2014年10月12日 murakami Books 『村田エフェンディ滞土録』 ブックレビュー ☆4つ 『村田エフェンディ滞土録』 梨木 香歩 なにやら小難しそうな、堅苦しそうなタイトルだ。 エフェンディとは、土耳古(トルコ)の言葉で学問を修めた人物への敬称で、”先生”のような意味らしい。 物語は、 […]
2014年10月6日 / 最終更新日 : 2014年10月9日 murakami Books 『家守綺譚』 ブックレビュー ☆4つ半 『家守綺譚』 梨木 香歩 20数年前、住んでいたアパートはすぐ裏に雑木林があった。 外階段踊り場には家守(ヤモリ)が棲んでいた。 夏になるとカブトムシも飛んできた。 玄関のドアの前に、手のひらを […]
2014年10月3日 / 最終更新日 : 2014年10月3日 murakami Books 『非常識マラソンマネジメント』 ブックレビュー ☆5つ 『非常識マラソンマネジメント』 岩本 能史 「レース直前24時間で30分速くなる!」 というサブタイトルに魅かれたわけじゃないし、帯に書かれた 「タイムが劇的に縮まる!」を期待したわけでもない。 […]
2014年10月2日 / 最終更新日 : 2014年10月2日 murakami Books 『女のいない男たち』 ブックレビュー ☆4つ 『女のいない男たち』 村上 春樹 短編集。 発売されてすぐ図書館に予約し待つこと半年、思ったよりずいぶん早く順番が回ってきた。 さて、村上春樹の短編の良いところは、彼の長編でしばしば感じる退屈な初 […]
2014年9月25日 / 最終更新日 : 2014年9月25日 murakami Books 『SWAC式 マラソンステップアップトレーニング』 ブックレビュー ☆3つ 『SWAC式 マラソンステップアップトレーニング』 川越 学 大阪マラソンまで残り1ヵ月あまりって時期に今さらって気もしたが、セカンドウィンドACの監督である川越 氏によるマラソントレーニングの指 […]