『学校では教えてくれない! 国語辞典の遊び方』

ブックレビュー ☆4つ

『学校では教えてくれない! 国語辞典の遊び方』 サンキュータツオ

お笑いコンビ「米粒写経」として活動している著者は、辞書を200冊コレクションする辞書オタクであり、学者でもあるらしい。

著者は言う
「ことばは、受け取る側にちゃんと届いてこそ、道具としての本懐を遂げます。・・・・・だから〈こういう場合には、こういうことばを使ったほがいい〉などのTPOを知るためにも、私は国語辞典の必要性というのを感じるのです。」

タイトルは、”遊び方” となっているが、国語辞典の選び方のガイドだ。

選び方、つまり国語辞典には出版社によって違いというか特徴がある、という前提の話から始まる。

第1章は、国語辞典自体の説明から、一般的にはどれも同じ(ようなもの)だと思われている国語辞典の出版各社による特徴や個性をその誕生の経緯や系譜も交えて説明している。

第2章では、各社の国語辞典に男性キャラクター設定して、その特徴をより詳しく解説している。

例えば、
『岩波国語辞典』は、都会派、インテリ眼鏡の委員長
とか
『新明解国語辞典』は、地方出身の野生派だけど、シャイな一面も
といったぐあい。

なんだか、わかったようなわからないような設定だが、実例を示して解説されるとなるほどなぁと思えてくる。

著者は用途によって使い分けるために、あるいは語釈を比較するために、辞書を2冊持つことを推奨しているが、特徴・特色が分かってくると、選ぶというよりいろいろ欲しくなってくる。

そんなわけで、僕の本棚の一角はこんな状態になってしまった。

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『学校では教えてくれない! 国語辞典の遊び方』 サンキュータツオ 著 角川学芸出版

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